No.5:「奇跡の人」
こんにちは。
ヒナタです。
私は現在就職活動中なのですが、
嬉しいことに今日、
ある会社から内定のご連絡をいただきました。
人事の方が本当に良い方で
一緒に私の内定を喜んでくださって、
すごくハッピーでした。
というご報告です。(笑)
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今日紹介するのは、
原田マハさんの「奇跡の人」です。
結構前に読んだ作品なのですが、
すごく印象的で未だに記憶に残っています。
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No.5:「奇跡の人」
アメリカ留学帰りの去場安のもとに、
伊藤博文から手紙が届いた。「盲目で、耳が聞こえず、口も利けない少女」
が青森県弘前の名家にいるという。明治二十年、
教育係として招かれた安はその少女、
介良れんに出会った。使用人たちに「けものの子」のように扱われ、
暗い蔵に閉じ込められていたが、
れんは強烈な光を放っていた。彼女に眠っている才能を開花させるため、
二人の長い闘いが始まった。
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ヘレンケラーの日本版です。
あらすじからもそのことが読み取れると思いますが、
読み進めていくとそれ以上のものがあります。
三重苦のれんの教育係として雇われたのは
自身も弱視である安。
物語の背景としては明治時代の
まだ女性の活躍が好ましく思われず、
障がいに対しての理解も乏しいかった頃です。
その中でこの二人の成長と
周りの人々の変化に心を打たれます。
私は安の強さに圧倒されました。
そして、安に応えるようにれんが強く強く成長していきます。
逆境に対する安の姿勢に
勇気をもらい、
ページをめくるごとに涙が出ました。
安とれん、そしてキワ、
互いを想う心に感動しました。
生きる力を与えてくれる本でした。
何か辛いことがあった時にはまた読み返そうと思います。
皆さんも苦しい瞬間が訪れた時、
この本を読む選択をしてほしいなと思います。