日向の読書手帳

毎日好きな本について紹介してます。

No.4:「暗いところで待ち合わせ」

 

 

こんにちは。

ヒナタです。

今日は乙一さんの

「暗いところで待ち合わせ」

紹介したいと思います。

さっき調べてて知ったのですが、

2006年に映画化されてたんですね。

この作品が映像化されるのって

どんな風になるのだろうと興味が湧きます。

特に音の少ない場面が多いので、

表現の仕方が気になります。

では、「暗いところで待ち合わせ」の紹介をしていきたいと思います。

 

 

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〜No.3:「暗いところで待ち合わせ」〜

 

 

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視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。

職場の人間関係に悩むアキヒロ。

駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。

 

犯人として追われるアキヒロは、

ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。

他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。

そして奇妙な同棲生活が始まる。

 

ミステリーの要素を含んだヒューマンラブストーリー。

 

 

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この本をミステリーだと思って

レジに持って行きました。

 

多分この本の表紙が心地よくなかったから

カバーを外してしまったのかなと思います、、。

 

私は正直、

作家さんに詳しくないので

乙一さんのことも知りませんでした。

 

なんだかホラーやミステリーの要素がある作品が多いらしいですね。

今度そちらも読んでみようと思います。

 

 

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先ほども書いた通り、

ミステリーだと思って心して読んでいたら

予想外にも人間の優しさを感じ、

良い意味で裏切られました。

 

 

ミチルとアキヒロは他人であり、

更には侵入者としてアキヒロの存在です。

 

最初は「家の中に誰かがいる」ということに

ミチルは警戒しながら生活しています。

 

しかし、アキヒロがミチルを助けたことをきっかけに

アキヒロは徐々に受け入れられていき、

食事を共にしたりと、共同生活が始まる。

 

その生活の中で

ミチルにも大きな変化をもたらしましたが、

さまざまな人間に変化をもたらします。

 

この心情や行動の変化も

見ていてすごく面白いです。

 

また、表面的なだけを信じていると

最後に思いもよらないラストになるので

そこも読んでいただければと思います。

 

 

ネタバレに近いですが、

私もニュースに惑わされないようにしようと思いました。